ハイレバレッジは危険というのは本当⁉レバレッジとロスカットの関係性

ハイレバレッジ

FXや株取引において、一般的にハイレバレッジは危険だから特に初心者は手を出してはいけないと言われていますよね。

私もたまにネットやテレビなどで、それによってとてつもなく大きな借金を背負ってしまった人がいることを耳にすることがあったので、今までなんとなくそういうもんなんだと思っていました。

最近になってFXに興味を持ち始め、レバレッジやロスカットについて調べているうちに、ハイレバレッジが必ずしも危険であるわけではないと書かれている本やネット記事を目にしました。

私は前述のように、とても危険なものという認識でいたので、いったいどういうことなんだろうと疑問に思うと共に興味が沸きました。

そこで今回は、ハイレバレッジは本当に危険なのか?また、レバレッジとロスカットの関係性について調べてみました。

ハイレバレッジは必ずしも危険ではない

はじめ私はこのことがなかなか理解できませんでした。本やネット記事ではその理由を解説しているのですが、いまいち腑に落ちなったのです。私が頭悪いだけかもしれませんが。(笑)

何度も何度も読み返していろいろな記事に目を通したりして、何とか私の頭でも理解することができました。

では、その理由を解説していきたいと思います。

理解するのに必要なFX用語

まず理解するのに必要な用語を押さえておきましょう。

1通貨=1米ドル=100円 ※1米ドル=100円と仮定
必要証拠金:取引の担保に使われる証拠金
有効証拠金:証拠金(口座残高)+評価損益
証拠金維持率(%):有効証拠金÷必要証拠金×100

実際に数字を使って検討してみると…

1lot=100,000通貨の取引量で検討してみたいと思います。

100,000万円の資金でドル/円の通貨ペアを0.1lot=10,000通貨取引するとします。

1ドル=100円の時、10,000通貨を円に換算すると、10,000通貨×100円=1,000,000円の取引をすることになります。かなり大きな金額ですね。(^_^;)

必要証拠金はいくら必要になるかと言うと、

  • レバレッジ5倍の場合、1,000,000円÷5倍=200,000円
  • レバレッジ10倍の場合、1,000,000円÷10倍=100,000円
  • レバレッジ100倍の場合、1,000,000円÷100倍=10,000円
  • レバレッジ888倍の場合、1,000,000円÷888倍=1,127円

XMでロスカットになるのは、証拠金維持率が20%以下になった時です。

それぞれの証拠金維持率(有効証拠金/必要証拠金×100)の数値を計算してみると、

  • レバレッジ5倍の場合、100,000円÷200,000円×100=50%
  • レバレッジ10倍の場合、100,000円÷100,000円×100=100%
  • レバレッジ100倍の場合、100,000円÷10,000円×100=1000%
  • レバレッジ888倍の場合、100,000円÷1,127円×100=8,873%

レバレッジ5倍の場合、証拠金維持率が20%になるのは、有効証拠金が100,000円-60,000円(損失)=40,000円になった時です。

証拠金維持率:40,000円÷200,000円×100=20%

対してレバレッジ100倍の場合、証拠金維持率が20%になるのは、有効証拠金が100,000円-98,000円(損失)=2,000円になった時です。

証拠金維持率:2,000円÷10,000円×100=20%

ローレバレッジの方が許容できる損失が少ないので、早い段階でロスカットされてしまうことがわかります。

また、為替レートはレバレッジの大小に関わらず同じように動くので、同じポジション量であれば収益や損失も同じです。

このことから、必ずしもハイレバレッジが危険であるというわけではないと言えると思います。

ただし、ロスカットされてしまった場合の損失は、ハイレバレッジの方が大きいので注意が必要です。

上記の例で言うと、レバレッジ5倍の場合は口座に40,000円の資金が残りますが、100倍の場合は2,000円しか残りません。

レバレッジよりもポジション量が重要

前述しましたが、為替レートはレバレッジの大小に関わらず同じように動くので、同じポジション量であれば収益や損失も同じという事実があります。

なので、資金に見合ったポジション量をしっかりと管理していれば、レバレッジが大きかろうが小さかろうが危険性は特段変わらないということですね。

では、なぜハイレバレッジは危険と言われているののでしょうか?

それは少ない資金でも非常に大きなポジション量を持つことができてしまうからです。

例えば10,0000円の資金で取引するとします。

1ドル=100円の時、1lot=100,000通貨の取引をしようとする場合、100,000通貨×100円=10,000,000円という非常に大きな金額の取引をすることになります。

しかし、レバレッジ888倍を使えば、必要証拠金はたった11,262円(10,00,000円÷888倍=11,262円)で取引できてしまうのです。

100,000通貨のポジション量で為替レート1円の値動きがあると、なんと100,000円の利益または損失となります。

100,000円の資金では、1円の値下げにも耐えられず、あっという間に資金が吹き飛びロスカットされてしまいます。

明らかにポジション量が大きすぎるということですね。

このことからハイレバレッジが危険というよりも、資金に見合ったポジション量となっていないことの方が危険だということがわかると思います。

ロスカットされる前に損切りせよ

ここまでの説明で、資金対して適切なポジション量を守っていれば、ハイレバレッジをそれほど怖れる必要がなく、損失を許容できる幅が広がり有利に働くこともあるということがわかっていただけたかと思います。

そしてもう一つ大事なこととしては、ロスカットされる前に損切りするということですね。

先にも説明しましたが、ハイレバレッジをかけている時にロスカットされてしまうと、口座に残る資金がローレバレッジの時よりも少なくなってしまいます。損失がより大きくなってしまうのです。

それを防ぐためにも損切りを徹底することが重要です。そもそもロスカットされてしまうような取引をしていれば、資金を増やしていくことなど到底無理ということですね。

まとめ

今回は、ハイレバレッジが本当に危険なのかという疑問について調べてみました。

ハイレバレッジの特徴や注意点をまとめます。

  • 資金に対して適切なポジション量を守っていれば危険というわけではない。
    (為替レートはレバレッジの大小に関わらず同じように動くので、同じポジション量であれば収益や損失も同じ)
  • 損失の許容幅を広げ、ロスカットの危険性を軽減することができる。
  • 少ない資金でも非常に大きなポジション量を持つことができるので注意が必要。適切なポジションを守らないと大きな損失を被ることも。
  • ロスカットされると損失がより大きくなるので損切りの徹底が重要

この記事が私と同じようなFX初心者の方のお役に立てればうれしいです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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