MT4/MT5でスリッページの許容幅を設定する方法やおすすめの設定値について解説

MT4/MT5

みなさんスリッページってご存知ですか?

スリッページとは、注文した時のレートと実際に約定したレートにズレが生じてしまうことです。

その時の相場環境やネットワーク環境によって起こることがあるのですが、不利なレートで約定してしまうのは避けたいですよね。

 

多くのFX業者ではこれを防ぐための設定ができるようになっています。

今回は、MT4/MT5でスリッページの許容幅を設定する方法やおすすめの設定値について調べてみましたので、ぜひ読んでいってください!

XMでスリッページは発生するのか?

スリッページはFX業者によって、発生しやすいところと発生しにくいところがあります。

海外FX業者であるXMはどうでしょうか?

ホームページのよくある質問にスリッページについて書いてありますね。

当社で取引される場合、スリッページはほとんど発生しません。しかし、特に重要な経済ニュースの発表時などは、市場価格の急騰または急落により、お客様の注文はリクエストされたものと異なるレートで執行される場合があります。

XMホームページ「よくあるご質問」より

XMではほとんどスリッページは発生しないとあります。確かに今まで使っていて、気になったことはないですね。

ただ、上記の文章より、レートが急騰また急落した時はその限りではありませんよと書いてあります。

可能性がゼロではないということですね。これはについては、XMに限らずどのFX業者でも同じかと思います。

MT4でスリッページの許容幅を設定する方法

MT4におけるスリッページ許容幅の設定方法を説明します。

まず、メニューバーの「ツール」から「オプション」をクリックしてください。

 

「オプション」ウィンドウが開きますので、「取引」タブを選択し、下の画像の「価格誤差のデフォルト」の項目の「デフォルトを指定」をクリックします。

そして、希望のポイント(スリッページ許容幅)を入力します。

10ポイント=1pipsです。下の画像では、50ポイントなので、5pipsの許容幅を設定しています。

 

入力が終わったら【OK】ボタンを押して設定完了です。

MT5でスリッページの許容幅を設定する方法

MT5におけるスリッページ許容幅の設定方法を説明します。

まず、メニューバーの「ツール」から「オプション」をクリックしてください。

 

「オプション」ウィンドウが開きますので、「取引」タブをクリックします。

「スリッページ」の項目のプルダウンメニューから「By Default」を選択し、隣の欄に希望のポイント(スリッページ許容幅)を入力します。

10ポイント=1pipsです。下の画像では、50ポイントなので、5pipsの許容幅を設定しています。

 

入力が終わったら【OK】ボタンを押して設定完了です。

おすすめの許容幅設定値

ではおすすめの許容幅はどのくらいなのでしょうか。

これはトレードスタイルによっても変わります。

一般的には、スキャルピングで1日に何十回もトレードする場合、0.3pips程度に設定するのがよいです。

たとえ1回のスリッページが僅かであったとしても、回数が多くなればそれなりに負担になってしまいますので、できる限り小さくしたいですね。

ただ、0pipsに設定してしまうと、相場環境によっては約定がされにくくなってしまうので注意が必要です。

 

数日や数週間ポジションを持つようなトレードの場合は、それほど気にしなくてもよいと思います。

というのもトレード回数が少ないので、スリッページが起こったとしてもたいして負担にならないからですね。

それよりも、エントリーしたいタイミングで確実に約定できるように設定しておいた方がよいかもしれません。

一般的には5pips程度に設定しておけば、よっぽどのことがない限り注文が約定されると思って問題ないです。

 

設定値はいつでも簡単に変えることができますので、いろいろ試してみて自分に合った落としどころを探してみるいいと思います。

まとめ

今回は、MT4/MT5でスリッページの許容幅を設定する方法やおすすめの設定値について解説しました。

ポイントをまとめます。

  • スリッページとは、注文した時のレートと実際に約定したレートにズレが生じてしまうこと。
  • XMではほとんどスリッページは発生しないが、レートが急騰また急落した時は稀に発生することある。
  • スキャルピングで1日に何十回もトレードする場合、許容幅0.3pips程度に設定するのがよい。
  • 数日や数週間ポジションを持つようなトレードの場合、それほど気にしなくてもよい。
  • 許容幅5pips程度に設定しておけば、よっぽどのことがない限り注文が約定される。

 

スリッページの許容幅設定で注意が必要なのは、主にスキャルピングを行うトレーダーということですね。

1日に何回もトレードしなければ、あまり気にする必要はありませんが、値動きが激しい時などは注意したいですね。

今回の記事が少しでもみなさんのお役に立てればうれしいです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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