トレール注文ってどんな注文方法?そのメリットやデメリットを解説

注文方法

前回は注文方法の応用編として、IFD注文、OCO注文、IFO注文を紹介しました。

こちらの記事です。

注文方法応用編 IFD(イフダン)・OCO(オーシーオー)・IFO(アイエフオー)注文でリスク管理!
前回はFXにおける3つの基本的な注文方法について記事にしました。こちらです。今回はそれらをベースに、さらに便利な注文方法について解説したいと思います。初心者の方はいきなりたくさんのことを覚えようとする...

 

今回はもう一つ応用的な注文方法として、トレール注文を紹介したいと思います。

初心者の方はあまり聞きなれないかと思いますが、うまく利用すれば利益を伸ばすことができますので、ぜひ覚えておきたい注文方法の一つです。

また、トレール注文にもメリット・デメリットがありますので、それらをしっかり理解しておくことも大事です。

それでは始めていきましょう!

トレール注文とは?

トレール(trail)とは日本語でいうと、「追跡する」という意味があります。トレール注文はこの意味の通り、値動きを追跡していく注文方法です。

どういうことかと言うと、既に保有しているポジションに対して、逆指値となるトレール幅(追跡する幅)を設定しておきます。

そうすると買いポジションであれば、現在のレートが上がっていくのに合わせて、逆指値のレートも設定したトレール幅も保ちながら追跡していくのです。

 

通常の逆指値注文では、最初に設定したレートは一定で動くことはありませんよね。

しかし、レール注文では値動きを追跡していってくれるので、結果的に利益を増やしていくことができるんです。

 

例えば、100円でエントリーしてポジションを持った時、トレール注文で20pips分のトレール幅(逆指値99円80銭)を設定したとしましょう。

相場が上昇トレンドで順調に上がっていって、100円50銭になりました。そうすると、その時の逆指値となるレートも100円30銭に上がります。

最初の99円80銭から100円30銭に上がり、その時のレートに対して20pips分のトレール幅を保ちながら追跡していることがわかると思います。

 

その後、トレンド転換してレートが99円50銭まで下がったとします。そうすると、追跡して上がった逆指値のレートが100円30銭だったのでそこで決済され、30pips分の利益確定となります。

もし、トレール注文ではなく指値注文であったとすると、最初の逆指値のレート99円80銭で損切りされます。-20pipsの損失になってしまいますね。

このように、トレール注文を使うことによって、利益をより伸ばしたり、損失を防ぐことができるのです。

トレール注文のメリット・デメリット

一見トレール注文はいいことばかりだと感じていしまいますが、さすがにそんなに甘くはありません。デメリットもあるので、それを理解した上で使う必要があります。

では、解説していきましょう。

メリット

トレンド相場の時、それに合わせて利益確定ポイントも最大限伸ばすことができるということですね。

初心者の方は、どこで利益確定したらいいのかわからないという人も多いと思います。

まだまだ上がるだろうと思っている内にいつの間にかトレンドが変わってしまったり、いつ急落するかわからないからと言って、少しの利益で決済してしまったりといった経験がけっこうあるのではないでしょうか。

そんな時トレール注文を出しておけば、もしかしたらもっと大きな利益が取れていたかもしれませんね。

 

その他のメリットとしては、忙しくて相場をずっと見ていられない時などトレール注文を出しておけば、後は自動で処理をしてくれますから、他のことに集中することもできます。

また、逆指値を設定していることにもなりますので、相場が急落したとしても安心していられますね。

デメリット

一番のデメリットはチャートのだましにあった時、逆指値にかかって決済されてしまうことです。

だまし:テクニカル分析の売買のサインとは逆に相場が動くこと
よくあるのが上昇トレンドの最中に発生して、一時的に相場が下落した後、またすぐに上昇へ戻るという動きですね。
トレール幅が小さ過ぎると、このだましにかかりやすくなりますので、ある程度余裕を持たせた数値を設定する必要があります。
しかし、余裕を持たせ過ぎても利益が小さくなったり、損失が大きくなってしまったりするので、その加減が難しいところですね。

トレール注文はどんな時に使うのがいい?

相場に上昇または下降トレンドが発生している時ですね。持っているポジションが買い売りどちらでもトレール注文を出すことができます。

トレンドによるレートの上昇・下降を追跡して逆指値の数値も変化していくので、どちらかに一方に動き続けてくれた方が、より大きな利益を得やすいです。

 

逆にトレール注文を使用しない方がいい時は、レンジ相場の時です。

レンジ相場:ある一定の値幅間を行ったり来たりする相場

なぜかというとレートが逆行した時、トレール幅以上の値動きがあると、逆指値にかかって決済されてしまうからです。

であれば、トレール幅を大きくすればいいのではないかと思うかもしれませんが、そうすると決済された時の損失が大きくなってしまう可能性もあります。

トレール注文は万能というわけではないので、よく相場を見極めてから使うことが大事ですね。

まとめ

今回はトレール注文について、そのメリットやデメリットを解説しました。

ポイントをまとめます。

  • トレール注文は、保有しているポジションのレートと共に逆指値のレートも追随して、利益を最大限に伸ばすことができる注文方法
  • 忙しくて相場をずっと見ていられない時など、機械が自動で処理をしてくれるので他のことに集中するができる。
  • デメリットはチャートのだましにあった時、逆指値にかかって決済されやすいこと。
  • 使い時は相場に上昇または下降トレンドが発生している時

 

指値や逆指値など基本的な注文方法だけではなく、こういった特徴のある注文方法もうまく使っていけば、利益を伸ばすことができるかもしれません。

特に初心者の方は、どういった状況で使うべきなのかなどをしっかりと押さえて、トレードに生かしていきたいですね。

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

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