XMでは、損切りを逆指値ではなくロスカットを利用することによって、少しお得にトレードする裏技があります。
思いのほか使えると感じたので、今回はそのやり方について紹介したいと思います。
それでは始めていきましょう!
ロスカットを利用したトレードとは?
一言で言うと、損切りポイントをロスカットにするトレードです。
通常だと決済の逆指値注文を置いて損切りしますが、この方法では逆指値注文を置く必要がありません。
もうお気づきだと思いますが、口座に1回のトレードで許容できる損失額分だけを入金しておくんです。そうすれば、
ロスカット=損切り
となります。
XMでは証拠金維持率が20%以下になるとロスカットされますね。これを利用して損失を大きくしないようにします。
ここで、「わざわざロスカットを利用しなくても逆指値で損切りすればいいじゃん。」と思うかもしれませんね。
しかしみなさん損切りされそうになった時、思わず逆指値を動かしてしまったことはありませんか?
特に初心者の方はやってしまいがちではないでしょうか。こういう時は高確率で損失を大きくしてしまいます。
そこでこの方法でトレードすれば防げるというわけです。
資金を口座に追加投入してしまうと意味がありませんが、逆指値を動かすより入金する方が即座にできないし手間もかかるので、けっこう効果あると思います。
どうしても損切りを動かしてしまうという方は、試してみる価値が十分にあると思います。
ロスカットを利用してトレードするメリット

- 最初に決めた損失額を変更しないので、無駄に損失を大きくすることがない。
- 複数口座を利用するので、万が一ゼロカットが発動されたとしても資金を全額失うことがない。
- 一つの口座でトレードするよりもクレジットボーナスを有効に使うことができる。
1については前述しましたね。これが最大のメリットだと思います。
2については、何か非常事態が起きてゼロカットシステムが発動したとしても、トレードしている口座には許容損失額分しか入金していないので、損失を最小限にできるということです。
複数口座を持つメリットの一つですね。
3については盲点だと思います。なぜクレジットボーナスを有効に使えるのかと言うと、まず前提として、クレジットボーナスは有効証拠金の最後に割り当てられます。
入金した証拠金があればまずそちらが先に消費されて、全て無くなった時点でクレジットボーナスが消費されていくことになります。
ロスカットを利用してトレードするには2つの口座を開設しますが、資金をトレード用の口座へ移すと、クレジットボーナスも移した金額に応じて一定の割合で移動します。
トレード用の口座で残念ながらロスカットされてしまった場合、移した資金の他にクレジットボーナスも消費することができるのですね。
ところが、口座を分けずに損失額以上の資金が入っている口座でロスカットされた場合、クレジットボーナスが消費されず、実際に入金したお金だけが消費されてしまうのです。
このように口座を分けてトレードすることによって、クレジットボーナスを有効に使うことができます。
損失額としては当然どちらも同じなのですが、自分のお金だけでなくクレジットボーナスも損失に計上された方が全然気が楽ですよね。
ロスカットを利用してトレードする方法
それではロスカットを利用してトレードする方法について解説したいと思います。
追加口座を作る
既に口座を持っている方は、会員ページにログインして追加口座を開設しましょう。
開設方法はとても簡単です。こちらの記事に詳しくまとめてありますのでよかったら参考にしてください。
まだXMの口座をお持ちでない方は、まずこちらから新規口座開設をしましょう。
追加口座へ資金を移動
追加口座を開設できたらメイン口座から資金を移動します。
XMの会員ページへログインして、トップページの【資金振替】ボタンをクリック、または「オプションを選択する」→「資金振替」をクリックしてください。

次に下の画面の「入金口座ID」をプルダウンメニューから選択し、「入金額」を入力します。間違いなければ、【リクエスト送信】ボタンをクリックしてください。

これだけで資金移動完了です。とても簡単ですね。
MT4/MT5で移動先の口座へログインして、ちゃんと入金できているか確認しましょう。
資金移動する際は下記について注意してください。
- 1回のトレードで負けてもいい金額だけ追加口座へ移動する。
- 資金を移動すると、クレジットボーナスも金額に応じて一定の割合で移動する。移動するクレジットボーナス分を考慮して資金を移動する。(証拠金を1万円にしたい場合、1万円移動してしまうとクレジットボーナスも同時に移動するので、証拠金が1万円を超えてしまう。1万円より少なく資金移動して、「移動した金額+クレジットボーナス=1万円」となるように調整する。)
最初はいくら資金を移動するとどのくらいのクレジットボーナスが一緒に移動してくるのかわからないと思いますので、まずは少な目に資金を移動して試してみるのがおすすめです。
ちなみに資金移動は何回でもすることが可能ですので安心してください。
移動して希望の証拠金額とすることができたら、あとはいつものようにトレードするだけです。
「ロスカット=損切り」なので、決済逆指値を置く必要はありません。基本的に勝って利確するか負けてロスカットになるかのどちらかです。
まとめ
今回はXMでロスカットを利用してトレードする方法について紹介しました。
ポイントをまとめます。
今回の記事が少しでもみなさんのお役に立てればうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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